
インフルエンザにかかってしまった
これは5年前の話ですが、インフルエンザにかかりました。
その当時インフルエンザが流行しており、大阪駅構内や電車の中で
インフルエンザウイルスを貰ったらしく、
広島に帰ってきてから部屋に戻ると微熱が出ています。
風邪薬を飲んでいったん微熱が下がるも、フローリングを歩くと
恐ろしいほど寒気がします、床ってこんなに冷たかったっけ???
と思って体温を測ると39度に急上昇しています。
いったん下がった熱がここまで急激にぶり返したことはなかったため、
インフルエンザにかかった可能性が高いと判断しました。
あわてて親類のおじさんに診てもらいに走ります。
先客は一人いた
先客は一人だけでおじいちゃんです。よかった、混んでなくて
このぶんだとすぐに診てもらえるなとホッとしました。
熱を測ると39度あって、「○○ちゃん、熱あるね、奥の部屋でまっとってね。」
と言われ、奥へ通されます。
待てども待てども診てくれない
ところが、これが待てども待てども順番が回ってこないんです。
奥の部屋から診察室の会話がおぼろげながら聞こえるんですが、
おじいちゃんと世間話してるんです。
これが延々と続いて終わりそうにありません。
「えっ…?もしかして待たされるの?この高熱状態で?冗談でしょ…」
高熱でうなされる
だんだんと39度の熱でうなされるようになってきます。
はよ診てくれと思ったのですが、抗議する気力もわきません。
抗議しても、再度の「○○ちゃん、もうちょっとで終わるけぇ待っとってね」
の返答が予測できました。
しまいには、
「熱が出ています、苦しいです(原級)
熱がでとろうが(比較級)
熱でとーが!!!(怒)(最上級)」
となりかけましたが、まーだおじいちゃん世間話に花を咲かせて
いたのです。ここでようやくひと段落して帰って行きました。
そして到着後15分程度して、ようやっと診てもらえることになりました。
身内だと思ってわざわざ行ったのにこの始末、結構後悔しました。
トリアージしていたとの分析
後日、医師の兄に聞くと、その患者のおじいちゃんは常連さんでトリアージ
(医者用語で患者の優先順位づけ)
の結果、お前は次点に回されたのだと諭されました。
ホンマかいな!全然そんなことやっとるように見えんかったぞ、と思いました。
インフルエンザの処方はタミフルなどがあり決まっているので、
そこまで緊急性を要しないのだからいいんだとのこと。
よくないわっ!と言いました。
おじいちゃんの世間話のほうが高熱患者よりも優先だというのか、
しかも身内が来てるんだぞと言ったのですが、医師的にはどうも
そうらしかったのです。
そもそも順番通りであって身内を優先的に診ないのは当たり前だと兄の弁。
まとめ
ということで、親戚に医師がいたとしても開業医の先生によっては
特別扱いをしているわけではありませんので皆さんご安心ください。
しかし、あの時は相当苦しかったです、熱が39度出て朦朧としていましたから。
待つ時間がものすごく長く感じられました。
身内だから優先的に診てもらえるという甘い期待、甘い考え、
それが全て打ち砕かれ、自分の中で神話が崩れ去った瞬間でした。
ただ、誤解を恐れずいうと、身内に医師がいるといつも特別扱いされないか
というと必ずしもそうではありません。
ケースバイケースというかその医師の人次第と言えるでしょう。
編集後記
マネーフォワードクラウド会計の銀行口座連動がAPI連携だと
定期的に切れることが判明しました。これは困ります。
このブログが面白かったので
投げ銭してみる
コメント