資格、結婚、仕事、人はどういう時に幸福を感じるのか

税理士、会計士は必ずしも幸福な人ばかりではない

一般的に国家資格者は人からみればさぞ幸福度の高い人生を送っていると思われているのでしょう。

しかし、案外そうではないことがわかってきています。

私が見た中で、女性で大学在学中に公認会計士資格を取って

大学4年次から監査法人に入るという絵にかいたような出世コースを送りましたが、

すぐに監査法人を辞めてしまいました。

今も昔も監査法人というのは長時間労働で有名な職場です。

それに体力のない女性はついていけなかったのです。

そしてその完全無欠な存在に見えた人が結婚して子供が産まれなくて悩んでいました。

当事者にしかわからない悩みを読んでにわかには信じられない気持ちでした。

税理士は結婚できていない人も多い

この方は結婚できていましたが、資格試験が長引いて10年以上かかってしまい、

その結果結婚できていない男性、女性もかなり多いです。

40代以上の未婚率はかなり高いとみています。

これは、サラリーマンなら当たり前の20代~30代の恋愛最適時期を

自分の資格取得に費やしすぎてしまい、

恋愛に関しては経験値が不足しすぎて結婚できなくなることです。

普通の人ならなんのこともない恋愛、結婚がものすごくハードルが高くなってしまうのです。

国家資格を手に入れたと引き換えに普通の人が当たり前に手にしている幸福が遠のいてしまいます。

結婚式は幸福度の高いイベントです。

資格はとれてるがそういう幸福とは無縁となると寂しいものがあります。

バリキャリウーマンも結婚できない人がいる

これとは逆にフリーアナウンサーの女性で年収2億も稼いでいる超売れっ子なのに

結婚できていない、相手がいない人も世の中にはいます。

あまりにもモテすぎたり、仕事が忙しすぎるのも結婚へのハードルはあがるようです。

不倫、浮気を繰り返す男性は実は不幸な人

昔、TACの斎藤学院長が言われていたことです。

たいそうな「色男」が一人の人に決めることができずに何人もの女性を

とっかえひっかえしているのは、実は不幸なことなんだと述べられていました。

他の男性からみれば、「色男」はモテていいなぁと思います。

しかしそうではなくて、学院長は理想の相手に巡り合っていないので

逆に「色男」は不幸な人なんだとおっしゃっていたのです。

その時、確かに理想の相手がいればそういったことはしないだろうし、

女性を次から次へ渡り歩くってことは現状に不満があるってことだよなと

妙に納得したのを今でも覚えています。

資格が取れなくても幸福な人生は送れる

昔ある女性会計士の方のブログを読んでいたのですが、

その人はたとえ資格が取れなくても、

人の人生は幸せに過ごすことができるんじゃないかと書いていました。

受験生の当時はなかなか理解できなかったのですが、

今はそうかもしれないと思うことがよくあります。

小さなことで幸福を感じることは大事

先日後輩と話していて交通費が安くて喜んでいる人がいたと言ったら

「そういう小さなことで幸福を感じることっていいことなんですよ!」

と言われました。そこではっと気がつきました。

人の幸福度って幸せを感じることが多いかどうかだと思います。

たとえば、欲しい物が安く買えた。多くの人がこれは大きな幸福感を感じます。

その逆に、不要になったものがメルカリ、ヤフオクで思わぬ金額で売れた、など。

税理士業に関していえば、お客様に感謝していただいたことや、

たくさん働いてお金が稼げたことが幸福度を感じる場面かもしれません。

仕事に関してのスタンスも幸福度の違いが大きい

仕事をするにしても、自分の余暇を重視する生き方なら、

時間があるほうが幸福度を感じやすくなります。

世間一般的には資格を使ってしっかりと稼ぐ生き方、これが幸福度が高いとされています。

この生き方、幸福度の感じ方は真逆のものなので、人はたいてい折り合いをつけて生きています。

まとめ

今日は人の幸福度について語りました。

幸福を感じることは年齢とともに変わってきます。

ある人にとっては当たり前のことが他の人にはものすごく羨ましいこともあります。

小さなことで幸福感を感じていることを大事にすることで

より豊かな人生を送れるのではないかと思います。

編集後記

東京の感染者が21,000人を超えたようです。現実感がありませんが3回目の接種を検討したいと思います。

パソコンのCPUを変えたら、速くなりました。これはかなりお勧めです。今度記事にしたいと思います。

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