ジャニーズ事務所がおわりました 後編

ジャニーズ事務所のタレントのゆくえ

ジャニー喜多川氏が生きていた頃は、

辞めジャニ(ジャニーズ事務所をやめたタレント)というのは

ほとんどが芸能界で活躍することができず、消えていく運命にありました。

だからこそ、今までほとんどのタレントがジャニーズに所属していました。

そしてそれはジャニー喜多川氏亡き後のほんのちょっと前まで変わりませんでした。

超巨大芸能事務所に所属しておくことが、自分のタレント生命を延ばすことに

つながるとタレントの誰もが信じていました。

ところが今や本体のジャニーズ事務所は廃業することを発表し

「SMILE-UP.」になったことで、

財政的基盤の薄い、名前を公募する新会社で所属タレント400名は

ゼロからの船出となったのです。

辞めジャニと完全に立場が逆転してしまいました。

泡をくって岡田准一さんなんか急遽独立しました。

他のタレントも同様に退所する決断に迫られているでしょう。

デビュー前のグループ、「美 少年、少年忍者、HiHi Jets、Aぇ!group」

などが一番大変です。売り出すプロモーションする力のない会社に

異動になってしまったのですから。

被害者への保証はできるのか

一説によると都内一等地に10棟以上のビルを所有する

ジャニーズ事務所およびジュリー社長は

総資産約1,000億円あると言われており、

相続税を約600~800億円ほど払っても200億円は被害者

にあてられます。それでもまだ残るでしょう。

被害者が今の時点で325人、大半の人はまだ様子見でしょうから

今から3年以内にどんどん出てくるでしょう、

現所属組も150人すでにいます。

おそらく、被害者は1,000人を超えてくると思います。

これらの人に一律ではなく、ひとりひとりカスタマイズして

対応しなければならず、重症な人にはそれなりの長期のケアが

必要になってくるでしょう。

ジャニーズをずっと見てきて

これまでとうとうと記事を書いてきて、こんなにも詳しく書けるのは

小さい頃からテレビをつければ

ジャニーズのタレントがずっと出ているのを見て育ったからです。

でもだからこそ、木山省吾氏(本名:山崎正人氏)の出した

暴露本を買った時の衝撃は計り知れませんでした。

2007年当時、続々と「Hey! Say! JUMP」「Sexy Zone」と目の前で

デビューしており、暴露本はにわかには信じられませんでしたが、

本の内容のあまりの生々しさに真実と確信するに至りました。

その時の気持ちは複雑です。

年末カウントダウンライブを見ながら

ほとんどのタレントはジャニーの毒牙にかかっている、

でも笑顔で踊ってる、なんで表ざたにならないんだと

もどかしい思いでいっぱいでした。

なにかの力が働いて巨悪(ジャニーの犯罪)が隠蔽されているのは

わかっていたのですが

部外者であったので、どうしようもなかったのです。

マスコミの責任はあるのか

その当時のすべてを知るジャニーズ事務所の元役員の白波瀬氏にも

罪をつぐなう義務はあります。

大番頭の地位の彼はマスコミ対応、テレビ局へのタレントの差配を

一手に引き受けていました。

テレビ局はジャニーズタレントが逮捕され書類送検されても○○メンバー

(通常は○○容疑者)と特別扱いし異常に忖度してきました。

性加害現場となったリハーサル会場を貸してきたテレビ局にも

それ相応の責任はあるはずです。

報道の義務を放棄したマスコミも犯罪に加担していたと

国連からも指摘されています。

2004年にジャニー喜多川氏の性加害が認められた最高裁判決を

各社そろってバン!と一斉に報道していれば

すでにその時点で終わっていた話なのです。

マスコミが自身を徹底的に検証し、公表しないとこの事件の

原因は解明されないでしょう。

被害者を生み出した責任はあるので自主的に補償に加わっても

良いのではないでしょうか。

まとめ

この数カ月で今までため込んでいた知識を出すことができました。

そしてこんなにも早く事態が動き決着したことに唖然としています。

一部女性ファンたちの、自分が信じていたこと

(性加害は決してない)に対する執着、

それにともなう告発した被害者への攻撃にも驚かされました。

ジャニーズジュニアをやめた人達の人生も記事でいろいろ読みました。

高校を出て芸能界以外の場所へ行っても大変なことが多く

そのほとんどは良い目にあっていません。

元々貧困家庭や母子家庭の人も多く、今回の件ですべての被害者が

相当手厚い補償で報われて欲しいと切実に願っています。

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ジャニーさんトーク放送禁止用語になる 前編

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ジャニーズ事務所の戦慄すべき実態Part1

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ジャニーズ事務所の戦慄すべき実態Part3

ジャニーズ事務所の戦慄すべき実態Part4

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