大学生にとって就職活動は熾烈な戦い
多くの大学生にとって人生で最初の戦いは就職活動の戦線となります。
その大学毎のリクルーター制度というのがあって、先輩の引きで後輩が
滑り込むという図式ができあがっています。
ところが、一般選抜枠で広く公募する業界もあります。
その一つがマスコミ・テレビ局です。アナウンサーなど何十、何百倍という熾烈な
競争になることも少なくありません。
修正写真で書類選考を突破しようとする人を見る
早稲田の院生の時、出会った年下の知人がいうには
知人:「執事さん知ってますか、東京の就活は激戦なんですよ」
私:「へぇ、そうなの」
知人:「僕、マスコミ系のテレビ局を目指していたんですよ、ほら、見てくださいこの写真」
見ると、修正がほどこされた彼の写真がありました。
それを見て、一番最初に思ったことは、(馬鹿じゃないの?)でした。
次に(ん?ん~~~~~ん……似ても似つかん…)と思ってしまいました。
知人:「僕だけじゃなく、マスコミ系を目指す男も女もみんなやってるんですよ。
そうしないと書類選考に通らないんです」と熱く語ります。
修正写真を使ってまで就職活動をしないほうがいい
それが当たり前といわれたらそうなんでしょうけど、自分を否定してまで
自分をよく見せようとして虚像を使って応募しないほうがいいと思います。
女性で多少修正をするのはあるのかもしれませんが、男で修正写真を高い金
出して作って応募したのを見て、なんだか情けなくなりました。
どのみち、面接までいったら「ん?別人???」って思われるのは
目に見えていますから。書類選考突破だけのためにそんなことをしても
無駄な努力なのです。
周りのみんながおかしいことをするとそれがおかしいと気がつかない人がいる
このように、マスコミ・テレビ局志望者の間では応募書類に修正写真を
使うことが半ば常識となっていたのです。
けどそれは知らない人からするといかにおかしいことをやっているかが
一目瞭然です。やってる当人たちからするとそれが当たり前となっていて、
人がやってるから自分もやるとなり、何の疑問も持たなくなっていました。
まとめ
修正写真を使っているのは婚活の時の女性と政治家のポスターくらいなもんです。
男が就活で修正写真をつかうような馬鹿なことをするくらいなら
応募しないほうがマシです。
その時点でその業界に向いてないんだからやめといたほうが無難でしょう。
しかし、応募されるほうのテレビ局ってやたらとイケメンが応募してくることに
なってるんでしょうけど、不思議に思わないんでしょうか。
最近の出来事
梅雨は終わってませんが、夏至を迎えたようです。これからどんどん暑くなって
夏を迎えることでしょう。