セントラルキッチン方式の横浜家系ラーメンが大躍進している

マックもケンタッキーもファミレスもセントラルキッチン方式

去年11月に物価もあがり、飲食店の値段も上がりました。

その中で、安く外食したい時にチェーン店のこれらのお店に行く人は多いと思います。

学校給食の一部、病院食などの大規模に提供する食事もセントラルキッチン方式

が主流となっています。

セントラルキッチン方式とは一か所の工場で大量の食品、食材、料理を作り、

それをパッケージして店舗に配布することで効率性を高めた方法です。

街のラーメン屋もパン屋もセントラルキッチン方式になりつつある現実

街のパン屋さんでやけに割安にパンを売っているお店に入ったことはないでしょうか。

130円くらいの手ごろな価格で売っていて、大人気で店内はごったがえしています。

これも実はセントラルキッチン方式を採用しているお店です。

パンの生地は工場で製造されあとはお店で焼くだけという工程になっています。

こうすることで大量製造し価格を抑えることで大量販売が可能です。

それと同じく最近、都内の横浜家系ラーメンでセントラルキッチン方式を採用したお店が

大躍進をみせています。名前は町田商店と壱角家系列のお店です。

家系ラーメンには2種類あって、実際に店舗でスープを製造しているお店と

セントラルキッチン方式であらかじめスープを製造し、お店では麺をゆでるだけ

のものがあります。

セントラルキッチン方式のお店は一人で経営可能

ラーメン屋さんを開業するにはその店に弟子入りして修行することで味を覚えます。

この修行がものすごく大変で途中で音を上げる人も出てきます。

しかし、セントラルキッチン方式のお店を開業しようと思ったら、

スープの味はできあがっているので、豚骨や鶏ガラを仕込んで何時間も

煮る作業をしなくていいのです。つまりファミレスのように料理の工程が

半自動化しているので、店舗の人員も1人ですむこともあります。

これは画期的なことです。

飲食店経営は労働集約型産業で普通はどうしても人手がかかります。

その人手がかからないので失敗のリスクもかなり低くなります。

最近はセントラルキッチン方式のスープも改良が加えられてきて、

かなり味が良いものが作れるようになっています。

この家系ラーメンのセントラルキッチン方式のお店がフランチャイズ化し

勢いにのって都内や全国にものすごい数の店舗を拡大しています。

セントラルキッチン方式のお店とその他のお店の価格はほぼ同等に迫っている

では、セントラルキッチン方式のお店は通常のお店でスープを自前で

作る店よりラーメンの値段が安いのか?というとそうでもありません。

2つのタイプにわかれ、やや安いケースとほとんど一緒のお店があります。

料金がほぼ一緒のケースは、おそらくお客さんがセントラルキッチン方式

のお店かどうかを知らないためにできる芸当だと思われます。

パン屋と違ってラーメン一杯の単価が元々高いのと、飲食を提供する場所代

がかかっているので値段は高めに設定できるわけです。

まとめ

都内では家系ラーメンは大人気です。でもそれがセントラルキッチン方式のお店

かどうかなんて一般の人には関係もないし、考えたこともないと思います。

人は家系ラーメンのおいしいラーメンが手近にあればどこでもいいわけです。

飲食店の経営はシビアです。3年で1割残るかどうかの世界で勝負するには

セントラルキッチン方式のお店から始める方がいいでしょう。

私が仮に始めるなら絶対そうします。

(株)町田商店を経営するギフトホールディングス(証券コード9279)は

この9カ月で2,100円から倍の4,200円まで跳ね上がっています。

ちょっと上がりすぎて恐ろしい気配です。このセントラルキッチン方式

のお店の大躍進がいつまで続くか目が離せません。

最近の出来事

頻繁に頭痛がするのでコロナワクチン後遺症外来に行きましたが原因は不明と言われました。

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