大学入試突破から英語教育を振り返る

大学入試は最後の1年で決まる

大学入試を目指すなら準備期間として最低でも1年は必要です。

できれば2年は欲しいところですがなかなかそこまでの準備期間を

用意することが難しいことがあります。

最後の1年で国立大学に受かるためには戦略も重要です。

中高6年間習っていて全く会話ができない英語がカギになってきます。

みんなが大嫌いな英語、これをできるようにしないといけません。

受験への意識ですでに大差がついている

私の場合、高校3年になる寸前に必ず残り1年で大学に行くようにとの厳命を受けていました。

兄が2浪したため、私にしわ寄せがきて浪人は絶対に認めないとなりました。

ここで退路を断たれたことにより、必死になってやらざるを得なくなります。

その当時部活などで物凄く成績が下がっていて、科目を削って突破する作戦を立てます。

結果的にこれが成功し、私大数校、国立大学も受かり受験は約11ヶ月で終わります。

私大専願でやっていたのですが、兄に絶対にセンター試験は受けとけよ

とアドバイスをもらい受験します。

センター試験結果により選択肢の幅が増加する

思いのほか良かった(80%超)のでセンター試験が終わってからリサーチし

急遽後詰の駒として国立前期・後期、C日程を入れることができました。

この時まで、3科目で受けられる国立大学があるということは知りませんでした。

自分がセンター試験向きの性格だということに後で気がつきます。

簡単な問題は速く取りこぼしなくとることができたのです。

しかし、科目を絞れるということはそれだけボーダーは高くなることを意味します。

国公立の場合、センター試験結果を元に出願してくるので私立に比べ

どこも見かけ上の倍率は低くなりますが、

実際の競争率はほぼ同等の点数の人たちが集まるため、熾烈です。

試験制度は時間がたてばたつほど変わっていく

私の受けた国立大学もかっては科目は5科目必要だったのですが、

人気が落ちたため、受験生を呼び込むために3科目受験を採用した経緯があったようです。

このように試験制度は絶えず変化しています。

共通テストに今は英語にリスニングが採用されている

私が大学受験をして11年後、2006年(平成18年)からセンター試験に

英語のリスニングの試験が導入され大きな衝撃を与えました。

今ではその比率があがり、配点もリーディングとくらべ、50:50と同じになっています。

これは、ある意味英語に苦手意識がある人は国公立に限っては

もう大学に行くことは限りなく難しくなったことを意味します。

読むのですら厳しいのに聞いてわかるわけないからです。

本格的に対策しないとリスニングには対抗できません。

もし私の時にリスニングがあったら、合格できた自信がありません。

できる人は戦略を立てていないのか?

youtubeでレベルの高い大学に受かった人の話を聞くと

相当綿密に戦略を立てている人がほとんどでした。

どの科目がいるか、どの内容ならとれるのか、どの科目は捨てれるのか

いつまでに仕上げるべきなのか、できる人ほど対策を立てています。

それを知るまで、できる人は全ての科目ができるんだろうから

力業で何も考えずにガーーーって受けてきているに違いないと

勘違いしていました。実際は全く違いました。

試験制度が変われば、それに柔軟に対応し攻略する作戦を立てていくことが

合格への近道であり、それをしないことは

すなわち敗者になることを意味します。

まとめ

大学入試がセンター試験から共通テストに変わり、かなり難化したそうです。

英語のリスニングも当たり前のようになってきて、

かなり様相が変わってきています。

おそらく、近い将来、私大でも英語のリスニング導入は間違いないと思われます。

そうなる前に、私大に行きたいのならいくべきです。自分が有利な状況から

突破するのは試験では一番重要なことです。

というのも私たちの頃の英語の授業では6年間習っていてもまるで英語が

読めない、できない人が多すぎました。

これは教育方針が全く受験に対応できてないからです。

おそらく今後もこの傾向はかわらないでしょう。

つまり、試験制度の変化、リスニングの導入には生徒は置いてけぼりを

食らって、予備校なりで自分で対策する負担が増えます。

それが自分でできる人はかなり少数派になるでしょう。

編集後記

最近、英語をやっていたので試験などに興味がわき分析してみました。

単語の暗記ができず苦労しています。

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