一般会社員と専門職の働き方が似てきている理由

一つの会社にずっといる人が少数派

これは信じられないかもしれませんが、私たちの世代では

一つの会社にずっといる人はすでに少数派になっています。

私たちの親の世代、団塊の世代ではずっと一か所の会社に

勤めるのが一般的だったことと大きく変わっています。

一般的な普通のサラリーマンのケースです。

親たちからは、転職するたびに落ちていくのが普通だから

転職行為はご法度だと教わってきました。

今、実際にそうなっているのでしょうか?

専門職になると会社員と全く違う道を進む

税理士、会計士、司法書士、弁護士、医師、歯科医などの専門職につくと

技能を活かして仕事をするので違う道を進みます。

専門職として一時的にどこかの組織に所属していても、その先には独立開業も

大きなルートとしてあるわけです。一般の会社員にはなかなかできないことです。

他の同業の専門職の組織に転職することもありますが、仕事は変わりません。

一番の違いは組織に対する固執感です。

一般会社員のようにその組織の中で上に必ずしも

登らなくても良くなってきます。

一般会社員の働き方が専門職と似てきている

冒頭の一か所にずっといなくなっている会社員というのは

転職市場が発達し、ボーダーフリーにいろんな会社を転職エージェントが

つなぐ役割を果たしたため、あっちこっちに人が転職する社会に

なっているのです。

それは、今までの専門職の行動パターンとだんだん似てきているように思えます。

一般会社員も個人として働きたいと思っている!?

つまり、一般の会社員も昔ほど一か所にとどまらないということは

組織に自分の個人の力を認めてもらいたいのか、

もしくは組織自体にずっと縛られて働くのが嫌なのか

どっちかに該当する可能性があるのです。

専門職の場合は資格という目に見える形で持っているので誰もがそう

認めるのですが、会社員の場合はそれがありません。

なので、より自分の実力を評価するところに転職を繰り返すことになります。

実際にそうしている人がいます。

まとめ

一般会社員で組織が合わなくて転職をし続けている場合、早い段階で専門職への

転身を考えたほうがいいです。

組織を渡り歩いてもそう大差はありませんし、自分を正しく評価してくれる

ようなところはそうそうありません。

そして実は専門職の生き方も徐々に変わりつつあります。

前は資格を取って働ければどれだけ人生いいんだろうと思っていたのですが、

意外とその専門職になったらなったで他のことがしたくなるものです。

実際にyoutuberなどをしている税理士もたくさんいます。

今の私たちの世代は組織に滅私奉公なんて考えている人はほぼいません。

上を目指して自分の身をすり減らすより、自分自身の人生の方を優先します。

それはある意味、昔と比べて正常な感覚に戻ってきているともいえます。

自分の人生を豊かに生きるには一般会社員も専門職も最後は

一緒の行動をとるようになるからなのです。

編集後記

最近は積極的に専門外の書籍を買い込むようになりました。

ブックオフにお宝探しに行くのが趣味です。

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