公認会計士のキャリアチェンジを考える

監査法人で残れるのはごく一部

公認会計士に受かると大手監査法人に所属します。

そこでのキャリアを積んでいくわけですがだんだんと出世できる人はごく一部です。

監査法人は実は定年もしっかりあったりします。

聞くところによると途中、上司から呼び出しがあり、君は組織内でここまでしかいけない

と通告されることもあるようです。

4~5年も在籍すると、キャリアチェンジを考えるようになります。

一般企業の財務部に転職する

会計士の専門性とキャリアを活かせるのは企業の経理部、財務部門への転職が一般的です。

かなり大手の企業に行けた場合、そこまでサラリーもさがらず、

今まで監査してきた逆の立場の仕事なので応用もきき、

すんなりと仕事もできます。監査法人との対応が上手ければ

その企業での出世も見込めます。

会計士が増加してトコロテン式に押し出されてしまった人達はこのケースが多かったです。

小型監査法人に転職する

このケースもかなり多いです。知り合いや元上司のつてを頼って、先に独立した親方会計士

の元に身を寄せます。

仕事内容も全く一緒で監査する企業規模が小さくなるだけです。

そのぶん経営者との距離がより身近に感じられ、ダイレクトに意見が

言えるようになるでしょう。しかし定年もあるので要注意です。

果たして監査だけでこの先行くのかどうか、熟慮がいるでしょう。

中堅税理士法人に転職する

サラリーは下がりますが、将来税理士の資格を活かそうと考えたら

これがベストの選択でしょう。

税理士法人によっては、企業価値査定などの特殊能力を仕事に活かすこともできます。

規模のやや大きい会社をみることで小さい会社にも応用できるようになるでしょう。

会計士にとって税理士業ができることはすなわち、独立開業権を獲得したも同然なので

非常に魅力的なプランとなります。

ただ、小規模企業相手の税理士業がいったいどういったことなのか、

得体もしれないので身をもって体験するのが躊躇されるため、

なかなかこのキャリアを好き好んで選ぶ人は少ないです。

せっかく会計士を取ったのに俺は横町の税理士をやるのか

という都落ち的なガッカリ感がある人もいるでしょう。

親がやっている会計事務所を継ぐ人も結構多いです。

アナウンサーもジョブチェンジする時代

最近、ニュースの看板番組の司会者がトヨタ自動車に転職しました。

他にも学者に転向など今まで花形だと思われてきた職種からの転向者が増えています。

今までアナウンサーからの転職というと政治家と相場が決まっていたので

驚きをもってニュースされています。

会計士も大手企業と仕事ができる花形職種でありますが、一部の人を除いて

キャリアチェンジの道を探ることになります。

まとめ

執事の大学の同級生はSEから会計士になって今はまたSEに戻っています。

完全に会計士の看板を下ろしています。

自分にあった仕事をするのが一番ではありますが、それをみて

なかなか会計士の業界も難しいのだろうなと思いました。

監査法人を辞めたyoutuberの方が言っていましたが、基本今も昔も激務で

長時間労働がまん延している業界です。

遅くまで仕事するのが当たり前、そうしないと出世は見込めません。

しかし、そのような組織に流される人生でこの先いいのか、満足なのでしょうか。

さんざん組織に揉まれて宮仕えも嫌になった時は自分にしかできない

新しいキャリアを開拓するために生きてみるのもいいのではないでしょうか。MS-Japan

編集後記

昨日は蚊の羽音で目を覚まさせられました。一番嫌な目覚めです。

最近税理士、会計士のいろんなキャリアチェンジを研究しています。

その人の性格にあった人生を送るために本当の価値ある仕事を選ぶべき時代にきているでしょう。

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