26年間使ったデスクチェアが寿命を迎える

26年間使ったデスクチェアが故障する

たぶんそろそろ故障するだろうと思っていた椅子が予想通り寿命を迎えました。

1996年頃に買ったPLUSのアメノミクス950という製品です。

当時で3万円ほどした高級デスクチェアです。

確か大学生協で買いました。重量があるのですが、友人に

「高い椅子は重いんだ」と言われました。

デスクチェアはガスシリンダー交換必須の製品

2008年に1回ガスシリンダー交換をしています。その時の費用は10,950円でした。

支柱のガスシリンダーのガスがどうしても経年で抜けるのが避けられなくて

12年で一回交換しました。それを経験していたので、そろそろガスが抜けて

昇降ができなくなるというのはわかっていました。

ガスシリンダー交換から14年、再び同じことが昨日起きたのです。

一瞬座席が上がったかと思うとストンと落ちて二度と昇降が効かなくなりました。

また修理に出すと1万かかります。

ネットで検索すると自分で修理をする猛者がいましたが、

そうするとガスシリンダーの料金だけですみます。だいたい3千円~4千円くらいです。

自分で交換を考えたのですが、結構大変な作業だと判断し断念。

ガスが抜けた支柱を木材と結束バンドで補強しそのまま使ってる人もいましたが、

これも難しかったです。

素材を調べると、座席と背座の素材であるウレタンフォームが経年劣化で

完全に寿命になっていると判断し買い替えを検討しました。

高い椅子はクッション部分にモールドウレタンという素材が使われている

新品を検討し、値段が1万のと3万のとでは何が違うのかを調べた結果、

素材が違うことがわかりました。

モールドウレタンという素材が高級品には使用されています。

これは専用の金型にウレタン液を注入しかっちり固めることで、へたり(型崩れ)を防ぎ、

耐久性、弾力性を確保することができる素材です。

私が買った椅子はただのウレタンフォームとしか書かれていなかったので

モールドウレタンじゃなかったようです。まだ当時できてなかった技術かもしれません。

モールドウレタンは新幹線や飛行機の座席の素材にも活用されています。

ウレタン素材は寿命があることで有名

しかし、ウレタン素材である以上、経年劣化は避けられず、およそ8年くらいが寿命と思われます。

洋服、カバン、マットレス、椅子のクッション、靴底、財布、配線のチューブ部分など

様々なところに使われるウレタンという素材は新品の時は現在、最強の素材です。

摩耗に極めて強く、ほとんどどのような製品にも使うことができ、

クッションが必要な箇所には必ずといっていいほど使われています。

私がこないだ買った液晶ディスプレイの内部にも使われています。

しかし、空気にさらされる部分では3年もたつとボロボロと加水分解を始めます。

もって8年くらいでしょうか。衣類だとベトつきが発生することがあります。

結局中古の椅子を購入する

PLUS製のモールドウレタンを使ったものが1万ちょいであったのですが、

座面がやたら狭いとのことで断念しました。

そこで同じ大きさのPLUS製の1万を切るくらいの普通のウレタンクッション

を使ったものを買おうとしたのですが、

オークションで美品の投げ売りを発見し2千円(送料込み)で購入できました。

この価格はもうほとんどタダというか、使わないので良かったらもらってください状態です。

オカムラという椅子メーカーでした。色も大きさもだいたい同じで十分でした。

購入者は4年前に買ったとのこと。

おそらくクッション素材はただのウレタンでしょう。

まとめ

物持ちが異常にいいのが特徴なのですが、長く使うと愛着もわくものです。

今回も下手したらガスシリンダー交換して使おうと思ってました。

でも、代用の椅子を買って、即座に粗大ごみにすることになりました。

椅子って結構大事だと思うんです。

家にいて作業する時もくつろぐ時もだいたい座ってますからね。

座面が狭いと両方をこなすのは無理です。

ほとんどのデスクチェアがガスシリンダー方式とウレタン素材なので、

寿命も考えて高すぎず、安すぎず、ゆったりした用途の物が最適でしょう。

amazonで買うとタイムセールで8千円で新品が買えますが、私のようにオークションで

不用となったものを安く手に入れるのもひとつの手でしょう。

編集後記

サクラが満開に近い勢いです。今度上野動物園に行く予定です。

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