テレアポや飛び込み営業はなぜ失敗するのか②

飛び込み営業

なぜ今飛び込み営業なのか?

 一般的に士業の営業は紹介と相場が決まっています。紹介もHP待ち構え型もいわゆるプル(引き)型営業であり、テレアポや飛び込み営業とは全く異なります。しかし、紹介を待っていてもあまりにも不確実な確率で、紹介は最悪ないかもしれません。

 そこで、税理士自らが飛び込み営業(プッシュ型営業)をすることに効果があるのです。これというのもある会計事務所にいた時に、資格のない職員がバンバン営業をしていたのです。それを見て、無資格でも取れるのだから、税理士資格があればなおのこと成功するのではないかと考えたからです。

テレアポとの違い

 電話一本で営業するテレアポは現在でも有効な営業手段として存在します。ではテレアポと飛び込み営業はどっちが難易度が高いかというと、確率的にはほぼ一緒ではないかと思います。テレアポはデスクに構えてひたすら電話をする非移動型の営業なので、忍耐力がいります。私は移動したり、対面するほうが好きだったので1件成約して以降、軸足を飛び込み営業に移しました。テレアポは手軽にできますが、対面できない点で相当な話術が要求されます。

怒りをエネルギーに変えて

 あるざんざんぶりの雨の日、他のおばちゃん職員から、「執事先生、そと雨です。営業のチャンスですよ。雨の中行けば先方もよく来てくれたとなって契約とれますよ!」と無責任な発言が…。正直腹が立ちましたがそれならそれで見ておけよ!と怒りをエネルギーに変えて営業に飛び出します。 

 確か小雨の降る日でした、契約が取れたのは。予想通り税理士自らが営業に来ることは珍しがられ、「あんた営業マンか!」と聞かれ「税理士です」というと見る目が一変したのがわかりました。実はその時ほとんど他の税理士に決まりかけていたのですが、私が対面したことにより私に決まりました。驚くことにその会社には私が成約してから6社くらい会計事務所が営業に来たそうです。ダイレクトメールもわんさか来てて相当な競争倍率でした。その中で獲得できたことも自信につながりました。

まとめ

 ふとした日常のなにげないことから営業の成功の秘訣は隠されています。絶対にそれを見逃さないことです。そして、勇気をもって一歩を踏み出しましょう。皆さんはフリーランスとしてすでに独立しているのだから恐れることや、やらない理由はないはずです。誰もしない、だからやる、先入観を捨てて見聞きした経験を大事にしてそれを活かす、それこそが営業成功への最短距離だと思います。

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編集後記

 今日は久々にカレーを作ることにしました。カレーはルウが命です。今回選択したのは「ビーフとオニオンが味の決め手 コクと旨みの直火焙煎カレールウ、中辛」です。311円もしました。できあがりが楽しみです。


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