自分が生活する分だけ稼ぐという低コストな生き方を目指そう

低コスト社会に突入している

20年前に「年収300万円で生きぬく経済学」(著:森永卓郎)がベストセラーに

なりました。今の時代、低コストで生活することが可能です。

といっても去年11月に物価の値上げがあってインフレは加速しており

相対的に昔よりコストは高くなります。

年収の範囲内で生活することは恥ずかしいことではない

昔ある顧問先で1,000万の借金をしているにもかかわらず、外車をローンで買う

人がいました。それをみて仕えていた所長が「自分の年収の範囲内で暮らすことは

別に恥ずかしいことじゃないんだよ」と警笛を鳴らしていました。

その人の場合、仕事仲間で年下の者が良い車に乗っている、だから見栄も物欲もあり

それに負けて自分の稼ぎの範囲を超えて手を出してしまい破滅を招きかけてました。

借金があるのなら返してからにして、今はつつましく暮らすのが一番なのです。

ですがそれができない人が大人にもいます。

結果として金融機関とローン会社の餌食になります。

生活する分だけ稼ぐという価値観

ある知人との会話で。

知人「○○くん、たくさん稼ぎたくないか?」

私「いえ、結構です。毎日食べる少しばかりの穀物と野菜をいただければそれで十分です。

自分が食べる分だけ稼げればそれ以上は望みません、事務所拡大も興味ないです」

知人「ふーむ、普通はそういうわけにはいかんだろう。第一君の嫁さんになる人

がそれでは納得しないだろう。

ときに、仮想通貨が今流行ってる、今から増えるその税務ニーズに対応できるようにしといた

ほうがいい。そういう客を紹介できるかもしれない」

私「そうですか、私は仮想通貨は手掛けてませんのであいにくです」

開業税理士は最低コストラインを超える生活を目指そう

会社員の時、朝から晩まで拘束され、あげくはサービス残業を強いられ

自分の自由な時間はありませんでした。それで年収500万貰ったところで

使う時間は全くありませんでした。

税理士で開業した場合は自由に経営ができます。どのような働き方をしても他人から

意見されることはありません。

税理士で開業して失敗する人をみるに、まず生活費の分だけを稼ごうという

プランがないと思われます。

顧客獲得のため巨額の広告宣伝費を先行して投資してみたり、

客もいないうちから事務所を構えてみたり、

高額なコピー機、会計ソフトを長期複数年契約してみたり、

記帳代行丸受けしてパートを雇ってみたり、

その経費を賄うためにどんな安い仕事でもどんな人の依頼でも受けたりします。

その結果、税理士はストレスを抱えいつもカリカリしています。

ほとんど人手をかけず、労働時間も極小の状態で達成すること

会社員時代と同じように朝から晩まで毎日働いて生活する

分だけ稼ぐことを言っているのではありません。

人手をほとんどかけず、今までかかっていたほとんどの労働時間を9割以上減らすことで

達成することに意味があります。それでも質は下げていません。

これはいうほど簡単ではありません。生活基盤がない状態では最初は安い仕事

でも受けないと誰でもやっていけず、そのまま薄利多売路線で突き進む税理士を

ごまんと見てきました。元いた事務所もそうでした。たとえどんな客であろうと

断ってはならないという姿勢がその事務所のスタイルでした。

まとめ

男性であれば車や時計などの高価なものを欲しがらなければ、

低コスト生活はできます。

逆に、そういう物がどうしても欲しいのであれば、低コストで生活する

ことは難しく、労働時間全開人間になるしかないでしょう。

物欲があるのは別にいいのですが、この低コスト時代に低コストなりに

楽しめるものは結構あります。

小さな幸せを見つけて低コストな生活を楽しみましょう。

最近の出来事

Twitterはやっていないのですが、人のTwitterを見るのは結構好きです。

かなりの個性が出るし、あの短い文体を使いこなしている人たちが好きです。

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