2012年8月に突然左目網膜剝離にかかる
カフェで友人とお茶を飲んでいると、突然左目の上のあたりにもやの
ようなものがかかった状態になり、視界が見えにくくなりました。
当時勤務していた職場があったので、おかしいと思ったのですが、
数日間病院に行くのが遅れました。行くのが遅れた理由として、
症状に痛みが全くなかったことです。
そして街の眼科医にかかると即座に大病院への紹介をされます。
それからは速かったです。すぐに網膜剥離の典型的な症状が
出ているとされ、手術が決定します。
手術は硝子体手術という結構大掛かりなものを受け、
左目のレンズを人工レンズに取り換えました。この時、眼球内の
液体を抜いて代わりにガスを注入するのでしばらく物を見れません。
入院期間は2週間で目の中のガスが抜けるまでずっと下を向いて寝なければいけません。
誰もが見れない景色を見ることができた
ガスが抜ける時、不思議な光景が見れます。丁度お風呂の湯船に
つかって頭をお湯につけて水面ギリギリから外を見たような
景色が見れるのです。日がたつにつれ、ぼやけていた部分が
丁度上のほうからだんだん景色がハッキリ見えるようになります。
これは結構感動モノの風景でした。
硝子体手術の手術後の視界はどうなるのか
手術後は視力はほぼ同じぐらいに戻ります。なので、以前と同じく
眼鏡をかける生活ができます。ただ、もうレーシックなどの角膜を
削るようなことはできないと言われました。
人工レンズはどれにするのか
人工レンズを選ぶことができるのですが、お医者さんが
推奨する保険がきく、一番流通量が多いオーソドックス
なものにしました。遠近両用などいろんなものが出ていますが、
やはり一番出ているものが信頼性が高いそうです。
約80年間は持つとのことでした。
原因はなんだったのか
網膜剝離というのはよくプロボクサーがかかる病気で、顔面や眼球に
何度も衝撃を与えることで網膜が薄利してしまうと言われています。
そのほかに強度の近視があった場合、網膜を引っ張る力が働いて
網膜剥離することがあるそうで、これが原因と思われました。
予兆があったのか
これは残念ながら予兆らしきものは自覚できなかったのです。
少しでも変な兆候があったなら、用心して暮らすこともできたのですが。
一般的に雷のような火花を見たら危ないと言われています。
雇用主には言わないほうがいい
網膜剝離のことはかかった人やお医者さんはよくわかっている
のですが、雇用主はそのようなことがわからない人がほとんどです。
そして私の当時いた職場のように、病気を理由に解雇してくる人も
中にはいます。実際には病気を理由にすると問題になるので
巧妙にそうでない理由をつけてきたりします。
なので、できるだけ職場では言わないほうが無難でしょう。
まとめ
網膜剥離は遺伝とかではないらしいのですが、私の祖父は2人ともかかっています。
かかる時の自覚症状がなかなか把握できない、あっても網膜剝離だとは
気がつかないので、定期的に眼科医にかかることがお勧めです。
あまり放置するとどんどん症状が進んで、目の奥の黄斑という
重要な場所まで剥離が進むと失明の危険もあります。
症状が軽いとレーザーで焼く治療ですむこともあります。
私の場合はすでに視野欠損という症状がハッキリ現れていたので、
この症状が出た段階でおそらく硝子体手術は回避できなかったと思われます。
あれから10年以上たちますが、今のところそんなに異常は見られません。
今でもその時の手術をしてくれたお医者さんには感謝しかありません。
最近の出来事
ブログの下に出すメニューを改良するのに手間暇がかなりかかりました。
これも独学でやるとかなり大変ですね。
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