税理士事務所内での権力闘争を回避するには

税理士事務所内での出世争いに気をつけよう

税理士事務所というのは5人程度の規模のところが最も多く

それ以外では中堅規模だと20人、大規模だと100人クラスになります。

おそらく、入る事務所は5~20人規模のところが多いと思います。

そこでの出世争いをする人たちに気をつけましょう。

これはどこの組織でもいます。ちっさい組織でも起きます。

小規模税理士事務所というのはほとんどが所長の親族が

います。その中で他人が番頭格まで上り詰めた

ところで、しょせん外様なのです。

そういうくだらない出世争いをする人たちに

巻き込まれないようにしましょう。

所長の後釜を狙う番頭を見たが…

ある事務所に入った時、資格も持ってないのに所長の後釜を

狙っている番頭格の人がいました。

そこの所長が高齢で病気なのを逆手に

とって、病死するとふんだのです。

本当にそういうことを言っていたので驚きました。

なんでも、自分で一からやるのは馬鹿らしい、

人の事務所乗っ取ったほうが手っ取り早い

とのこと。

結果、その人は今追放されています。そういうよこしまな

考えを見透かされて罰を食らったようです。

このように、所長の親族でもないのに自分が自分が

といって代表になろうとするのはやめましょう。

親族でもないのに代表を狙う人

では、同じ組織内に所長の親族の税理士が

いるにもかかわらず、そこのトップになれるのか。

これは、なれるけどやめたほうがいいとなります。

もしそういう人がいたら一緒に2人きりで話をしたら

そういう野望があるかないかすぐにわかります。

だいたい、俺がいないとこの事務所もたないとか

誰が一番職員と意思疎通図ってると思ってるんだ

とか言い出して自意識が過剰な人が多いです。

そういう人がいる組織に入ったら、

反面教師にして目の前の仕事の成果をあげること

に徹しましょう。

一緒にやっていていいことは一つも起きません。

将来かならずその親族の税理士と代表になった他人の

税理士が揉めるはずだからです。

所長が赤の他人を後継者に指名した場合

その組織にいて、なんらかの事情で競争に敗れ、

所長が親族以外の他の税理士を後継者に指名した場合も

即座にやめて独立しないといけません。

未来がないとこにはずっといないこと。

決断力が必要ですが、絶対に独立してください。

これができずに自分では気がつかずに組織に飼い殺し

にされている税理士が結構多くみられます。

本当にもったいないことです。

でも、こういうケースは少なく所長はだいたいずっと

引っ張って居座ります。仮に後釜にすると言われても

安易に信用しないようにしましょう。

大手の税理士法人を継いだ人が辞めているのをみて

上記の出世争いなどは50~100人規模の税理士法人

でも同じことが起きます。

結構大手の100人規模の税理士法人で親族以外の人

が代表につくことがまれにあります。

はたから見たらいいことに見えます。

だいたいはしばらくしたら

その人は退職して自分の道を進んでいるケースが多いです。

人の事務所を譲り受けると、なにかしら制約も多いのです。

この場合は、前の所長が院政を敷いている

つまり、完全引退してないことが考えられます。

税理士は権力闘争を避けられる資格

このように、人がその組織に固執して代表を狙うことは

よく見かけます。

そういったとき、自分も競争に加わるのではなく、

今やってる仕事を習得し、いのいちばんに独立

することを目指しましょう。そのための資格ともいえます。

税理士は組織内で内部権力闘争をしなくてよくなる

特別な資格なのです。これがサラリーマンなら

巻き込まれたら嫌でも生き死にをかけて戦う羽目になります。

まとめ

もう一度、原点に立ち返っていったい自分は

なんのために資格をとったのか。この資格が

いったいどういう効力を生むのか

冷静に判断しましょう。

決してくだらない内部権力争いに

使うためにその資格とったわけじゃないはずです。

そもそも小さい組織で所長の親族がいる時点で

あなたは将来出るべき人間なのです。

これは所長が生涯現役をうたっている場合も

一緒です。そういうのは横目に見ながら

とにかく目の前の仕事をこなして

スキルを高めること、

それがいずれくる独立する機会に役立つはずです。

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