大学受験の時の予備校兼独学の迷走体験
大学受験の時、高校3年から代々木ゼミナールに通い始めました。
当時導入したばかりの映像授業を受けましたが、英語、古文両方ともハズレで全く
意味がありませんでした。英語は超有名講師だったのですが、最初の授業でいきなり
東大の問題の解釈をし始めて、前評判の教えるのが上手いどころか
全く独りよがりな授業を展開されました。
すぐに見切りをつけたのですが、その後も英語は教えてくれる人もおらず、
参考書学習をしながら単語帳のターゲット1900を暗記し、自分で
「SIM(エスアイエム)」という英語の速読の通信教材を買って
自宅でキング牧師の演説の音読をひたすらしていました。
その勉強法が正しいかどうかも全くわからずに。
そして模試を受けさんざんな点数をとり、模試の英語の長文をノートに貼り、それを
またひたすら音読しました。この1年を通して英語の授業を受けておらず、
模試の長文のわからないところがあったら高校の先生に聞いていました。
古文も映像授業ではおそろしく非効率の勉強方法を教えていたので、それ以降はYMCAの
女性講師に頼ってなんとか読めるようにもっていきました。
この1年を通して、代ゼミに通いつつも授業をほとんどとっておらず、ひたすら
自習室での独学になりました。予備校に在籍はしているけどほぼ独学状態でした。
これでは英語も伸びようがありません。
映像授業ではなく、その校舎の生の授業をとるのが正解だったのです。
それでもセンター試験の英語がたまたま読めたので大学へは行けました。
この経験からほぼ独学では実力を伸ばすことがなかなかできないと思いました。
しかも時間的にも精神的にも解放されすぎているので予備校で友達と会うと一緒に
ゲーセンに遊びに行ったりし、勉強しに行ってるのに遊びに行くという本末転倒
なことを繰り返していました。
税理士試験の標準的な予備校に通った感想
受験期間を通じて大原簿記専門学校で週2回授業があり、それに出席してずっとやってました。
ひたすら予備校に引っ張ってもらう「pull型」の勉強で、それについていくことが必須の
勉強でした。最初の頃は脱落することも多かったのですが、予備校の近くに住んで自習室に
こもるようになってから課題をこなすことができるようになってきました。
税理士試験は究極的に難しい試験なので完全に予備校に頼って、予備校と心中するつもり
ぐらいじゃないとなかなか受かりません。
予備校がペースメーカーとなり、良質な模試をたくさん受けて場慣れするという
ほぼ理想的な学習ができたと思います。簿記の先生によく質問に行ってました。
逆にいうと予備校のハイペースについてこれない者は切り捨てられるという過酷な世界です。
模試を何回も何回も繰り返し解くという方法よりかは、回数は少ないけどじっくりと
解答解説を読み込み、乾いたスポンジがギュ~~~と水を吸収するような知識吸収型
の勉強方法を心がけ、理解度重視でやっていました。
最近の出来事
桜も咲き終わりやっとあったかくなってきましたね。時々寒い日もあるので
冷えないようにしましょう。
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