リスクゼロからの資格取得はできるのか
資格試験を受けるのにはリスクが生じます。例えば無職で試験浪人してて
落ちたらタダの無職になってしまう、などです。
その年とれなくて無職なだけならまだしも
それがずっと続き人生を棒に振ってしまうとなると、
リスクが大きすぎて誰もそれをしなくなります。
リターンと比較してあまりにもリスクが大きい場合はただの博打になります。
できる限りリスクを抑えながら受験をするに越したことはありません。
リスクゼロからできるのは3種類の人間だけ
リスクがゼロといえるのは学生、社会人、そして資格取得者だけです。
大学生の間はリスクはゼロです。
大学1~3年生までの間は完全にリスクはゼロです。
大学生で就職先が決まった上での大学卒業までの期間もリスクが限りなくゼロです。
就職してからも働きながらだとリスクはゼロと言えます。
一般事業会社で働きながら会計士を受ける人もいます、これもリスクゼロです。
前も紹介した国税専門官をしながら税理士、会計士を受けるなど
リスクどころかむしろ資格取得年数を満たすのでメリットともいえます。
それと、税理士などを取ってしまった人も他の資格をとるにあたり
リスクゼロでの受験ができます。
サラリーマンは労働負荷がカギとなる
事業会社での兼業受験生は相当労働負荷が軽いか、フレックスタイム制などで
自由度の高い職種でないと、時間が割けません。
上記の国税専門官も公務員にしては労働負荷は結構あるので、わざわざ
キツイ試験を受けようと思う人はほとんどいません。
社会人との両立はどこも思った以上にキツく、そのほとんどが挫折します。
自衛隊の隊員が会計士に受かっていた
昔読んでいた専門学校のTACが出しているTACニュースという雑誌で、
一番びっくりしたのが自衛隊の隊員の方が仕事と試験勉強を両立して
最後まで働きながら会計士に受かっているのを見たときです。
リスクゼロからの資格取得を成し遂げたすごい人でした。
市役所職員をやめて会計士を受けた人もいましたが、これはむしろ
リスク100%のチャレンジとなり推奨できません。
税理士が会計士を受けるのはアリか
税理士を取ってから会計士を目指すのは可能でしょうか。実際にやってる人を
会計大学院で見たことがありますが、年齢がかなり若い人でした。
会計士の年齢制限が実質上あるので、35歳くらいで税理士取れた場合は、
チャレンジする意味がなくなります。
税理士が受けると最大限の免除で短答式3科目免除と論文式租税法が免除できます。
かなり有利な立場で受けられますが、受けようとは思いません。
実際に周りでやってる人を働いてからは見たことがないです。
これは税理士が会計士を追加でとってもさほどステータスが上がるわけでもなく
骨折り損のくたびれ儲けに終わる可能性が高いので誰もやらないのです。
それに段階をおって税理士、会計士ととるのが理想ですが、今の試験だと両方
とる頃には相当な年齢になっているので活かせる場所がないからです。
しかし、会計士以外の資格でとってメリットがあるのなら、税理士はリスクゼロ
からの資格取得ができます。
まとめ
リスクは年齢とともにだんだんとれなくなってきます。
大学を卒業したての頃だと最大のリスクをとって資格専念などが許されます。
社会人も仕事辞めるなどリスクをそんなにとれません。
そしてリスクゼロといえど、どちらかというと資格試験などをする
余裕のある人はごくごく少数派なはずです。
年齢が30代と上がるにしたがってリスクはとりにくくなります。
リスクをとった場合、リターンが相当高い確率で求められます。
私の場合は30代で最後はリスク100%で受けてました。
しかし、税理士になってしまえば、またリスクゼロに戻るのです。
これから先年齢を重ねてもリスクゼロ、なぜなら税理士が保証されているからです。
某東大理Ⅲyoutuberのようにリスクゼロからの資格取得が一般的に
最近の出来事
サクラが半分くらい咲き始めてきました。
花見の季節がやってきました。
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