今までは固定的職業概念が主流だった
今までは高校や大学を出てどこかの企業もしくは役所に入って人の一生は終わってました。
ごくごく一部の挑戦者たちが資格試験にチャレンジし、資格職という専門職についていました。
そしていったんその仕事につくと普通は最後まで変えませんでした。
ところが、会計士の受験制限がなくなり、近年税理士の受験制限が撤廃されつつあり、
かなり若年層でもやる気さえあれば資格がとれる時代が来ようとしています。
これは資格をとってから、全く違う分野でも活躍できる可能性があることを意味しています。
税理士になってから仕事を変える人は稀だった
今までは税理士になってから仕事を変える人は稀でした。
それは10~20数年かけてせっかくとった資格を活かそうとばかり考えていたからです。
最近youtubeを見ていますと、税理士、会計士をもってお笑い芸人をしている人がちらほらいます。
お笑いコンビで会計士が1名、ピン芸人で税理士が1名いました。
芸人で税理士の人を見つけた時、なんでこの人本業やってないの???
と思ったのですが、純粋に芸人の方がやりたいのだとすぐにわかりました。
税理士から転職している人もいる
ある税理士コンサルタントの方など税理士を廃業してまで本格的にしている人もいます。
それもかなり衝撃的だったのですが、
元々やりたいことが他の仕事だったりするのなら、税理士業をセーブしながらやりつつ
兼業という形で夢を実現してもいいのではないでしょうか。
ユーチューバーをやるにしても必ずしも税金や給付金の話をやる必要はなく
エンタメの才能があるのなら、それをどんどんやっていくのも
今後の職業選択ではアリです。
今後は元税理士、元会計士や兼業の人が増える世の中になる
いったん税理士や会計士になってみたものの、水が合わない人や飽きる人は必ずいます。
そうした人が、違う業界で活躍する場があってもいいんじゃないでしょうか。
江戸時代と違って、職業選択の自由は現代における最大の特徴です。
ジョブチェンジについては実際に元プロ野球選手が会計士になっている人がいます。
変わった経歴だと元ジャニーズジュニア出身の税理士の方もいます。
さすがに税理士や会計士からプロスポーツ選手は年齢的に難しいでしょう。
しかし、小説家や執筆業などのいわゆる知的で創造的な仕事は開拓の余地が
あるのではないでしょうか。
受験制限の撤廃は受験者増を狙っての政策なのは間違いないのですが、
その副産物として全く違う仕事を兼業する人が増えることは間違いないでしょう。
「あ、元税理士(元会計士)をされていたんですね」
という会話が普通になってくるのではと予想しています。
編集後記
今日はしらす丼を作ってみました。
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