営業ツールとしての名刺をどう活用するか

異業種交流会で800枚配りましたとの話

先に独立した税理士の人が800枚くらい配りましたとTACニュースに書いていたので、そんなに配らないと駄目なのかと気が遠くなりました。

名刺がはける場所といえば異業種交流会、そこに相当入り浸らないといけないのかと覚悟してました。

ただ、自分の経験からはそこで配っても成約率はそんなに高くありません。

名刺を忘れた失敗談

ある商談で遠方まではるばる出向いていき、中堅規模の企業の社長と会っていざ名刺を出そうとしたらカバンに入れ忘れていたことがあって相当慌てました。

名刺がないと恰好つかないんですよね。武士でいうと刀を忘れたようなものです。丸腰です。

その時以来、出かける前日にはカバンに必要物を入れるようにしています。

名刺は切らさないことが大事です。

配った名刺から仕事は来るのか

先日、1年以上前に配った名刺から法人顧問の依頼がありました。

その時、全く営業として配ったつもりがないいわゆる捨て名刺でした。

しかも配った相手ではなく、その家族からの依頼でした。

その名刺はプライベートで配りました。

名刺が人の手から人の手へ旅をしたわけです。

このように配ったことすら忘れていた名刺からでも仕事は来ます。

税理士の名刺の意味

税理士の名刺はそれ自体が商材、商品です。会社員の名刺と意味合いがちょっと違います。

会社員の場合は名刺はどこそこの会社に所属していますよという証明書です。

ところが税理士は人間そのものが商品なので名刺は違う意味合いを持ちます。

差し出す名刺はこういう仕事を提供できますよというダイレクトな営業ツールになります。

名乗るだけで仕事内容がはっきりとわかる税理士は効果があり、名刺はその商品と一体化しています。

名刺は自作でもいいか

名刺は自作でも同様の効果があります。

当初外注で作っていましたが、自分で作りたくなり自作しています。

自作の方が素材や表記を自分で工夫ができます。コストも大幅に下がります。

ただ、紙が薄いものと角がミシン目のものはやめましょう。

あまりにもあからさまに自作とわかります。

インクジェット紙対応のクリアエッジのものがお勧めです。

ソフトは年賀状ソフト、印刷はインクジェットプリンターで作ります。

ほとんど業者依頼のものとそん色ないものが作れます。

上記の仕事依頼がきたのも自作名刺からです。

外国のお客様が多いと裏面に英語表記したほうがいいと言われましたがそうでない限りいりません。

まとめ

古典的な営業ツールである名刺は今でも営業に相当な効力を発揮します。

道端で会った人にも、はいっとすぐに渡せるようにプライベートでも必ず数枚は持ち歩きましょう。

財布に数枚入れておけば忘れませんし便利です。

税理士をしているとあちこちにプライベートで出歩くことが多く、意外と効果的に配れるチャンスが転がっています。それをしていない人は気がついていないだけです。

他の税理士は意外と名刺にお金をかけています。これは、名刺の効果が相当あると思っているからにほかなりません。

自作でも大丈夫です。ホームページ、ブログをアピールするためQRコードをつけるなど個性を出していきましょう。

配るタイミングも次第にコツがつかめてきます。

配るべき相手なのかどうかもわかってきます。

名刺は絶大な力を持った営業ツールです。

いつでもどこでも配れるように肌身離さず持っておきましょう。

編集後記

体重が思ったより増えているので正月に備えて食事制限しないといけません。

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