ウクライナへの募金箱に現金寄付をした話

日本政府はウクライナに780億円を融資し、3億円を無償供与している

令和4年11月12日に日本政府は、ウクライナにおける電力分野等の

越冬支援として、約257万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。

これは日本円に換算すると3億3682万円です。

すでに去年5月、6月にも130億円、650億円と円借款を行っていて合計780億円の

貸し付けをしています。

このように政府は巨額の融資、無償援助をたびたび行っています。

戦争が終わりそうな気配が一向にない

つい先日、ドイツの戦車レオパルトⅡがウクライナに援助されると報道され

これで一気にカタがつくだろうと思いきや

なんとロシア側にそれを迎撃するための無人戦車が量産されているとのこと。

完全に泥沼化するこの戦争に終わりは見えません。

いったんなにかのきっかけで始まった戦争は生き物のように

成長しつづけ、その結末は誰にも予想がつきません。

ロシアの「イワンの馬鹿」という童話が素晴らしい

ロシアにはイワンの馬鹿という童話があります。

その中には戦争が大好きなイワンの兄が出てきて、小悪魔に懲らしめられる

逸話があります。小悪魔にそそのかされたイワンの兄シモンは、

一度に500発出る銃と当たればすべてを焼き尽くす破壊力抜群の大砲を与えられ、

喜び勇んで隣国に攻め込みます。

この時は大成功します。しかし小悪魔もさるものです。

小悪魔は今度は反対の隣国の王様に、空中を飛びながら敵の弾が当たらない距離から

爆弾をばら撒く兵を貸し与え、シモンに大打撃を与えます。

まるでアブラムシに砂でも撒くように爆弾を撒かれたシモンの軍隊は全滅します。

このようにイワンの馬鹿には人間の欲望は際限がないけど、

争いの無意味さ、欲に取りつかれるおろかさを説いています。

もう一度国のトップには是非読んでいただきたい本です。

募金箱への現金(約5千円超)での寄付をする

ウクライナで難民となった人たちを救うため、手元にある貯金で

まとまった小銭をかきあつめ、募金をすることにしました。

募金は日本ユニセフ協会か日本赤十字がお勧めです。

区役所などの公的機関に募金箱は設置されています。

募金箱への現金募金は寄付金控除が受けられない

今回は募金箱を設置してる場所をしらべ、日本赤十字に現金5,000円超を投下しにいきました。

この場合、寄付金の領収書が発行されないため、寄付金控除の対象にはなりません。

寄付金控除を受けたいのであれば振り込みにしよう

上記2団体への振り込み等の寄付であれば、寄付金控除を受けることができます。

NPO法人等への寄付であれば、寄付金特別控除を受けられる場合があります。

寄附金特別控除額=(年間の認定NPO法人等への寄付金の合計額-2,000円)×40%

この金額が税額控除を選択することで控除されます。

寄付金控除は寄付金が国から払い戻しされるおかしな制度

募金箱では寄付金控除できないことを知ったのは募金をしてからなのですが、

ちょっとまてよと思いました。

寄付金をするってことは全額届いて欲しいという希望でやるわけです。

それを、あなたは募金をしたので税金控除してあげましょうって払い戻し

をすることって、なんかおかしくないですか?

こっちは全額あげてもいいって言ってるのに、一部を戻すという変な制度なのです。

これがふるさと納税とかなら寄付と言いながら半分は返礼品目的で

やってて全額寄付目的でないので税額控除受けるのはわかるのですが。

仮に今回の振り込みの場合は(5,000-2,000)×40%=1,200円の寄付金控除を

受けられたんでしょうけど、それは日本政府が一部を払い戻ししているのと

一緒になるのです。

全額寄付金として自分が送金するためにあえて寄付金控除を受けませんでした。

まとめ

今回のような無償援助をしたい場合は、現金募金か、振込をしておいて

寄付控除を受けないということで、寄付全額をその団体に自分が送金できます。

税額控除を受けると、その分は政府が肩代わりすることになり、

結局国の税金分から寄付者が払い戻しを受けることになってしまうのです。

これは相手にわたる寄付の総額は変わらないが、国が一部負担することになります。

戦争についてはエスカレートすることに対し、みんなで傍観、座視するのではなく

全世界から圧力をかけて一刻も早くやめさせることが必要でしょう。

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