とある電車内での傷害事件に遭遇して
今から20年前、関西のJRの電車内で傷害事件が起きた車両に居合わせたことがあります。
その時、20代の若者3人と40~50代のおっちゃんひとりが小競り合いをしてました。
ことの発端はおっちゃんが話し声がやかましいと若者を注意して、それに対して若者のうちひとりが
おっちゃんに席をつめて他の人も座れるようにしろと応戦しあっていました。
しばらくするとおっちゃんが突然20代の若者のうちひとりにめがけて膝蹴りをしたら若者の額にあたってぱっくり割れてしまったのです。
血が結構でてました。
その直後周囲にいる人たちでそのおっちゃんを取り押さえたのですが、逮捕まで至りませんでした。
私も取り押さえに加わっていたのですが、皆が手を放すものだから
私一人でそのおっちゃんを取り押さえる形になり、駅のホームに出てまで後ろから羽交い絞めにしていたら、
介抱している若者のうちひとりが
「お兄さん、お兄さん、もういいよ。そこまでしなくても大丈夫だから」
というものだから手を離すとおっちゃんは走って改札口から出て逃げてしまったのです。
こうして傷害現場で犯人を取り逃がしてしまったのです。
この時は私も若かったのでとっさに犯人に組み付きましたが、
今考えると結構危ない場面でもありました。
若者の連れが加勢してくれず、逆に犯人を放流するようにうながされたことも意外だったのです。
この事件に関してはそもそも、自分たちの人数が多いからといって若者達は見ず知らずの人に応戦などしてはいけません。
けがをした若者も額を縫うことになり傷が残ります。
くだらない傷害沙汰を招いたばかりに後悔先に立たずとはこのことです。
喫煙者を注意して傷害事件に発展するケースもある
先日高校生が電車内で喫煙している人を注意したら逆に重傷を負わされたそうです。
こうなってくると、マナー違反や法律違反をしている人を注意することは
かなりのリスクがあると思ったほうがいいでしょう。
この事件とは逆に高校生が煙草を電車内で吸っている現場に遭遇したことがありましたが
わざわざ注意しようとは思いませんでした。
というのも明らかに誰かが注意してくるのを待ち構えている雰囲気だったからです。
こういう手合いを相手にしてはいけません。車内移動すればすむだけのことです。
トラブルに巻き込まれないようにすることは大事だが、被害を受けている人を見たら助けてあげよう
上記のような現場で不幸にも被害を受けることになった高校生を見かけたら、
できるだけ助けてあげましょう。
そのシチュエーションにもよりますが、刃物を振り回されていない限り男性なら大事にならないように保護したいものです。
予備校内でのトラブルにどう対処したか
予備校の自習室でも注意したい相手っていました。
その時どうしたかというと直接注意せずに専門学校の職員に通報して注意してもらってました。
イヤホンから音が漏れている人、などです。
自分で注意できそうなケースだと自分でやってました。ケースバイケースです。
逆に、電卓をたたく音がうるさいと注意されたこともあります。
注意の仕方には気を付けましょう。すいませんが~と低姿勢でいきましょう。
中国の偉人はどう対処したのか
その昔、中国(秦の時代)で韓信という人物が無名時代、街の与太者から股をくぐれと恥辱を受けました。
彼はその時その与太者を持っている長剣で斬ろうと思ったら斬れたのですが
トラブルを避けるため自重しました。
その後、韓信は国士無双(唯一無二の存在)と呼ばれるほどの活躍をする歴史上の不世出な人物になりました。
ちなみに麻雀の国士無双(役満)は韓信が由来の言葉です。
韓信はくだらない人物を意に介さなかったことで逆に後世で名を上げたのです。
まとめ
JRなどは不法行為があったらまず通報してくれといってます。
社内に通報ボタンがあるそうなのでそれを押してくださいといっています。
それを押したからといってすぐに問題は解決はしないでしょうけど
自分で注意はしないようにという意味でしょう。
電車内に関しては最近深刻な事件が起きていますのでできる限り通報
という手段をとり自分で解決を目指さないほうがいいでしょう。
公共の場での無法者に遭遇するとストレスは半端ないですが、
故事にならって忍耐する場面も必要でしょう。
編集後記
今日は手持ちの裸族の一戸建てというパソコン機器から古いHDDのフォーマットができました。薄型HDDだったのですが、機器を横にすることで対応できました。メーカーに聞いたら教えてくれて助かりました。
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