独立するタイミングはいつか 後編

独立する力が身についた瞬間

最後の事務所に勤務の時、誰かの事務所を継ぐとかは考えず、

ただひたすらに飛び込み営業を繰り返し、実力がメキメキ伸びました。

やったことのない営業をしてこいと言われガムシャラに

猪突猛進した結果、結果も出て顧客獲得が多数できたのです。

この時、もう事務所の看板じゃない、自分の力そのもので開拓

できているとハッキリと意識できました。

自分の力で顧客獲得できたことで、多少実務のことで

わからないことがあったところで何の問題もないと

思えるようになったのです。わからないことは誰かに聞けば

なんとかなります。

独立のタイミングを逃す人たち

だいたい、年齢的には35から40代前半にかけての独立が理想的でしょう。

私の友人には大手の税理士法人にいるが、すでに後継者が他人に決まって

しまったのにもかかわらず、いつまでも勤め人でいる税理士がいます。

その組織での出世が絶たれたのなら、すぐにでも独立がセオリーです。

大きな顧問先を与えてもらってやりがいがあるとか言ってますが、

所詮そこの所長のお客さんです。

自分で開拓しないといつまでたっても半人前のまんまです。

それ以外にもうまいこと税理士法人の役員に組み込まれ、代表者の

親族の後継者がいるのにもかかわらず、いつまでも踏ん切りをつけない

優柔不断な決断力のない勤務税理士をごまんとみてきました。

それもこれも、自分で営業してお客をつかめる自信がないからです。

やめたときのきっかけとは

辞める時のきっかけが喧嘩別れでも最悪、やむをえないでしょう。

むしろ我慢に我慢を重ねて独立のタイミングを逃すことのほうが取り返し

のつかない損失です。私の場合も、営業方針をめぐって同僚の

税理士と大喧嘩になってもうコイツとは一緒にやってられないとなりました。

独立のきっかけなんてえてしてそういうもんです。

渡りに船とばかり、やめて晴れ晴れとして人間関係のストレスから解放され

完全にプラスになっての出発でした。

まとめ

資格をとったとき、実務経験=税法の知識だと勘違いしていました。

税法の知識だとすると、選択してない税法はたくさんあるわけで、

たとえば相続税法などはかなりヘビーで特殊な案件です。

その事務所にその仕事が来るとも限りません。

つまり、そこを追求しだすとキリがないです。

そうすると、独立に必要なのは所得税の確定申告と法人税の申告を

マスターすれば、あとは営業能力がキモです。ハードルはそんなに

高くありません。

使ってる会計ソフトも独立してからは全く違ったもの

になってくるし、やってるうちにどんどん効率的な方法を学習します。

とにかく、独立をおそれない、なんとか自分一人でもやってける、

それだけの力はもうあなたには十分ついています。

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など色々ありましたが、今は本当に幸せです。

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