人の変な考え方、価値観に遭遇したらどうするか

ん?と首をかしげるようなことを聞いたら要注意

受験生時代に簿記を学んでいたら、ある講師が簿記の

作問をしなさいと言ってました。

なんでも、物語を作るように作問をするのが大事なんだとか。

それ聞いて、解くのすらできないのに、問題作れるわけ

ないだろうと思いました。

その時、その助言は完全に無視したまんまでやってそれで

なんとかなりました。

その人は、生徒が作問できることが簿記の問題を解けるようになる

ことと本気で信じていました。

職場の親方税理士に言われた無茶なセリフ

以前、職場の親方税理士にいわれたことで、

「吐くほど勉強しろ、歯ぐきから血が出るほどやれ、俺はそうした」

と不思議なことをいってる人がいました。

その親方税理士は、実務には非現実的な財務諸表論の理論

を仕事に当てはめて、「真実性の原則!」とか突然ぶつぶつ

とつぶやきながらやっていたので、

彼が頭が相当固そうなのはわかっていたのです。

職場の部下にそういった昭和のど根性論を誰彼かまわず

振りかざすので、私がやめた後に入った若手税理士が

馬車馬のように酷使され体をやられてすぐに入院していました。

雷親父系税理士の非常識なセリフ

雷親父系の昭和の税理士のもとにいたとき、

「本来ならお金を出して実務経験を教えてもらうところを

こっちは雇ってやっているんだから、ありがたいと思え」

と時代錯誤もはなはだしいことを平気でいう親父がいました。

その時、この雷親父は全く尊敬できないし、

こんなところ、早々に去ろうと決心しました。

このように、江戸時代の丁稚奉公のような意識で人様を

雇っているとんでもない化石系石頭の

税理士は結構たくさん生存しています。

野球評論家にみる時代錯誤なセリフ

プロ野球の野球経論家の大御所、張本氏が2019年に

ある投手を温存した高校の監督を批判したことが有名です。

「最近のスポーツ界で私はこれが一番残念だと思いましたよ。32歳の監督で若いから非常に苦労したと思いますがね、絶対に投げさせるべきなんですよ」

「これぐらいの選手でね、ものすごい素質があります。ダメになった選手はいくらでもいるんだから。監督と佐々木くんのチームじゃないから。ナインはどうします? 1年生から3年生まで必死に練習してね、やっぱり甲子園は夢なんですよ。私は夢が欲しくてね、小雨の路地で泣いたことがありますよ。2年生、1年生も見てるんだから」

「アメリカは(投手の肩肘は)消耗品だと思っているから。日本は投げて投げて力を付ける。考え方が全然違うんですよ。苦しいときの投球を体で覚えてね、それから大成したピッチャーはいくらでもいるんだから。楽させちゃダメですよ。スポーツ選手は」

この談話の中でのキモは実は張本さんが小雨の路地で泣いたことなんです。

努力と根性で甲子園に行った、この感情に訴えるところがグッときます。

ですが大半の現代の人にはその他の部分の主張が時代錯誤に映ったようです。

日本人の大リーガー経験者も苦労していた

日本のケツバットが黒田博樹を作った、NYタイムズコラム2012年より。

「コーチは水なんか飲むべきじゃないと信じていました」黒田はいう。
「そういう世代の人だったんです」

黒田は1975年に生まれた。フラフラになるまで長時間練習したり、体罰が当たり前のカルチャーの中で育った最後の世代だ。先輩が後輩を虐めても、何の咎めも受けなかった。

蒸し暑い大阪での夏の練習は、早朝6時から夜の9時まで続いた。バットで叩かれ、裸足で熱い舗道の上で何時間も正座しなければならなかった。

「みんな練習でよく気絶したものです。川に水を飲みに行くのですが、それも綺麗な川ではありませんでした。そうあってほしかったのですがね」通訳の二村氏の助けを借りながら、黒田は言った。

これも昔の根性論のスポーツをよく物語る逸話として印象に残ります。

アメリカ人には特に奇異に映ったようです。なんで日本人は

このような非効率的なことをするのか、と。

あまりに衝撃的だったのかこのニュースが日本で流れる

ことはありませんでした。

まとめ

このように、先生や上司、昭和の時代の人の価値観や

言うことは、ん?と思うことが結構あります。

そのような時は、自分の違和感を大事にして、できるかぎり

距離をおくか、第三者的な目で遠くから見るようにしましょう。

どうせ、その人達の価値観は変わりはしないのですから。

新しい時代を生きていくのは私達なのです。

古い価値観や間違った思い込みに左右されないように

していきましょう。

MS-Japan

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