早稲田大学大学院、税理士対策に通った塾、教材等

早稲田大学大学院入試対策(会計研究科)

早稲田大学は英語ができないと絶対に入れない大学で有名です。

しかし、こと会計大学院に関しては英語がない入試をやっていて

千載一遇のチャンスととらえました。

大学入試で苦杯をなめた人も、ここで再度の最後のチャレンジが用意されています。

資格を取る前でも取った後でも行く価値が十分ある学校です。

財務会計

大原簿記専門学校の財務諸表論のテキストとTACの簿記論の講座のテキストを使いました。

直近で財務諸表論に受かっていたので理論の暗記とテキストを

夜10時まで自習室に残り隅々までやりこみました。財務諸表論の時よりもやりました。

税理士簿財のテキストの分量って相当多いです。それを復習がてら全部おさらい

して暗記しなおします。計算もほぼ完ぺきに仕上げていきます。

そうすると試験に一部がそっくりそのまま出題されました。

わざわざ京都から東京まで受けに行き、受けるからには絶対に受かるとの気持ちが強かったです。

実質的には大原簿記専門学校に通っていたことがそのまま対策になりました。

競争相手も全員予備校でみっちり会計士対策していることを考えると、

力を入れて対策しないといけません。持っているテキストの隅から隅まで覚えて

何を聞かれても書けるようにしましょう。今は過去問対策は必須でしょう。

管理会計

市販の簿記2級のテキストと問題集のみ。完全独学です。2冊程度ぐらいです。

時間がなかったので簿記1級などには決して手を広げませんでした。

受験対策期間は約2か月でしたのでやむを得ず独学ですが、独学はお勧めしません。

税理士受験生は管理会計をやっていないので、この最大のハンデをいかにして

最小限にして乗り切るかが合格へのキモです。

入試問題の計算は随所に綺麗に割り切れない数字が頻出し、

自分が出した答えが正解かどうかかなり迷う場面が多かったです。

年により難易度に波があるのでおそらく今は簿記2級では不足で、

簿記1級程度は必須で、さらに過去問を

やりこんでいく必要があるでしょう。

大半の人には通ってる予備校の会計士のテキストが有効でしょう。

2次面接

パンフレットの建学の精神を暗記していきました。でもそれを志望動機を

聞かれた時にオウムのようにまるごと吐き出すと、

「あ~~~わかったわかった、そういうのはいいですから」という顔をされました。

たぶん、みんなが同じことを言うので聞き飽きているようでした。

タダの面接と油断してるとその場でペーパー読んで質問に答える

かなりキツい関門が待ち受けています。わからないなりにもなんとか

答える姿勢、質問には粘り強く対応することが肝要です。

総評

第一回目の入試は財務会計、管理会計ともに超基本的な問題のオンパレードで

少々拍子抜けするぐらいでした。実際に入学した時に、あんな易しい問題じゃ

選抜にならないと言ってる同級生もいました。

それを聞いて、みんなも楽勝だったのかと思っていたら

ある時、入試を作った加古先生がおっしゃるには、「皆さん、あの入試問題が簡単

だったと勘違いしている人がいると思いますが、実際は皆さん60点くらい

しか取れてないんですよ」とのことでした。

それを聞いて受験者が感じる難易度と採点基準はだいぶ違うという印象を受けました。

税理士試験

簿記論・財務諸表論

大原簿記専門学校かTACの通学の授業に毎年一科目20万程度払って通ってました。

税理士試験は専門学校に通わないと受かりません。自習室も完備してあるので

年がら年中ずっとそこに通っていました。22歳頃から35歳頃まで途中中断はしたものの

総額260万円以上かかっています。

最初は1時間くらいかけて通学する距離にすんでいて通うだけで疲れ果てていました。

専門学校に近い距離に住むようになってから自習室に入り浸り受かりだしました。

受験環境はとても大事です。専門学校で配られる教材以外は一切しませんでした。

財務諸表論判定:B、合格(2003~2004年、計2回受験)

簿記論判定:B、B、B、A、A、A、合格(2005~2011年、計7回受験)他記念受験2回

最近はやりのオンライン通信教材に注意

最近、ネットを見ると税理士試験に関してスタディングという

通信の講座があるそうです。映像授業で塾代も5分の1くらいですむ

とうたっていました。この塾はスマホで隙間時間に勉強できます、とのこと。

調べるといろんな資格の通信講座を開講しているみたいです。

税理士の友人によると最近周りでこのオンライン授業がはやっていて、

それを受ける人が続出しているそうですが、例外なく試験に落ちているそうです。

なぜ手をだすのかというと値段が劇的に安いからです。5分の1程度ですみます。

しかし大学入試のスタサプもそうですが、自分で計画的に進めないといけないので

なかなか思い通りに勉強が進まないんです。

税理士試験はオンライン通信授業で手軽にすむような甘いものではありません。

通信教材を頼りに一人で孤独に授業を進めて模試を受け続けるのはほぼ不可能です。

遠隔地で通学ができないのなら、予備校の近くに引っ越して

通うくらいの姿勢が必要です。

普通の人はオンライン授業に迂闊に手を出すと詰みます。

まとめ

私が高校生の頃は高校の先生が会計士や税理士に受かりたいのなら、

大阪か東京の専門学校に行かないとまず受からないと言っていました。

資格試験に受かるには通学して授業を受けることって本当に大事なんです。

生の授業を通学して受けることに勝るものはありません。

通信のオンライン授業よりかはお金が5倍ほどかかりますが

大学入試なら専門の塾、税理士試験なら大原簿記専門学校かTACに

通うことが一番の近道であることは間違いないでしょう。

早稲田会計大学院は行くべきなのか

税理士が早稲田大学会計大学院を受験した経験談

税理士試験をドロップアウトし転職活動した時の話

最近の出来事

部屋の中の給気口を閉めたら寒くなくなって頭痛がすることはなくなりました。

外出する時だけ開けることにします。

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