役に立ったアドバイスと役に立たないアドバイス

35歳までに税理士試験に受からなければ他業界へ転職しなさい

 これはとある会計事務所の所長に言われた言葉です。この業界では試験を受けたりやめたりする人が多く、ダラダラと長年居続ける人が多いです。そこで、35歳という転職できる最後のチャンスを活かしなさいという親心のアドバイスでした。それを聞いたときは31歳でしたが、そうするべきだなとその時も思いました。

 今もそうかもしれませんが35歳が一般的には転職のデッドラインだったからです。それを超えると採用する方も採りづらくなると聞きます。所長曰く、応募者の人で試験を受けるためにしばらく無職でいて、就職とそれを繰り返してる人がいたそうです。それが延々と続く人生は良くないとのことでした。

 この業界に限っていえば男性は取れないのならば他業界に行くのが正解でしょう。いたところで先はないのですから。最近ではあのジャニーズjrも22歳までに年齢制限を設けました。区切りを設けることは大事です。所長のアドバイスは皆の役にたったと言えるでしょう。ほとんどの人がその年齢までに転職していったと記憶しています。

税理士試験の学費は自分で稼ぎなさい

 これは税理士になった大学の先輩が大学の会報に寄稿した文章だったのですが、税理士試験受けるのなら、その予備校代の学費は全部自分でバイトして賄うべきというアドバイスでした。

 これを読んだとき、すごく頭の固い人だなぁという印象を受けました。それぞれの家庭環境は違うのだから、一概に学費を自分で稼ぐべきとは言えないと思うのです。

 この試験に限って言えば、受けるだけでも大変で試験会場にたどり着く人がまず凄いのです。その上にアルバイトなどの負荷を課すとなると大学生などは受かる確率が格段に落ちます。

 自分の時はこうしたからこうすべきとは軽々しく言える試験ではないと思います。大学の後輩に向けての言葉とは思えないと、その会ったこともない大学の先輩税理士のことはスルーしました。

 こういうあまり役に立たないアドバイスは雑音として聞き流しましょう。最終的に資格が取れれば誰の原資を使ってもいいと思っています。

まとめ

 税理士の経営やフリーランスへのアドバイスも取り上げていきたいです。まずは昔こういうことあったなという2つの対照的なアドバイスを振り返ってみました。

 経営や人生相談でもいろんな人がいろんなアドバイスを言いますが、その人の立場、ポジショントークも多いので、役に立つアドバイスだけを取捨選択して取り入れていくのがよいでしょう。

編集後記

 ブログのネタが尽きないかなと思いながらやってます。様子を見つつやってます。

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