パソコンとの関わり方3つの方法

昔はマイコンだった

 パソコンが私たちと身近になって20数年たちました。パソコンが普及したのはマイクロソフトがWIN95を出してからですが、実はどの職場でもパソコンは昔からありました。

 いわゆるオフコン(オフィスコンピューター)と呼ばれるもので、病院の受付システムや金融機関の顧客情報管理のシステムなど、その仕事に専用のソフトウェアが入れられて、パソコン機械がそれ以外の目的では使えないものでした。それが個人用に開発されかけ、呼び名がマイコンピューター、略してマイコンとなりました。

 私が子供の頃、強烈に覚えているのは1983年に水木しげる先生が出した「おばけマイコンじゅく」という絵本です。内容は覚えてないのですが、水木先生が当時のパソコンを表現したものでとても貴重なものです。WIN95が出る12年前です。当時はパソコンという言葉がないから妖怪はマイコンなんです。

パソコンとの関わり方は3通りだけ

  •  一つはさわらない、一切関わらないことです。これは高齢の方によく見られる現象です。しかし、それは今となってはあまりにも時代錯誤なことです。会計業界には結構たくさんそういう人はいます。電子申告を、国税局に協力することになるから心情的にしたくないといって取り入れていない高齢税理士を見たことがあります。高齢者にとってはパソコンは妖怪そのものなのです。
  •  二つ目は使われることです。これはあまりにもパソコンが高性能、多機能になってしまったことから、パソコンに振り回される人たちのことを指します。会計ソフトの使い方もあまりにも機能が多すぎて便利な機能を全く使いこなせていない人が多いです。ソフトの使い方に四苦八苦して時間だけが過ぎ去る、まさしく使われている状態でしょう。チャットワークを仕事に取り入れたはいいが、四方八方からくるコメントを毎日読む羽目になって気疲れしているのも典型的な例でしょう。
  •  三つ目はあって当たり前の生活にすることです。20数年前からパソコンが誕生し、それと共に生きている世代は20代~50代くらいまでです。SEのようにパソコンを裏から動かすプログラミングまで踏み込む必要はありません。しかし、今あるパソコン、会計ソフト、データ変換などを縦横無尽に使いこなすことが税理士には求められています。

まとめ

 仕事にパソコンが劇的な効率化をもたらした以上、避けては通れない存在でしょう。一番遅れているのが役所です。役所は昔は国産のパソコン、ソフトしか使えないという変な制限などもあったりして、効率化が最も遅れていました。今でもそのなごりから公務員の人たちは望む望まないに関わらずガラパゴス諸島に取り残された人たちみたいになってしまっています。

 私たちフリーランスや税理士は好きなだけIT化やパソコンによる効率化を享受できる立場にあります。その気になれば昔は1日仕事だったものを一瞬で終わらせることもできるのです。税理士は石頭、パソコンに弱い、というイメージを覆しましょう。ここで他人と大きな違いを出すことこそが今後生き残りのカギでしょう。

編集後記

今日は友人と晩御飯へ。久しぶりに会うので楽しみです。

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